北名古屋市の場合、ゴミ焼却工場を現在は持っていません。名古屋市が建設した北名古屋工場にゴミ処理を委託しています。もちろんタダではありません。

このゴミ処理委託費(要するに燃やしたり破砕処理するための費用)が、北名古屋市の令和3年度予算で4億4928万円になっています。

ごみ処理そのものの運営費に対しては、国や県などからの補助金は一切ありません。したがって北名古屋市だけのお金でこれを賄わなければなりません。

ごみを減らせばお金が残る!

北名古屋市はごみ処理委託費を名古屋市に支払っています。その契約条件は重量kgで単価が決まっています。そのためゴミが減量できればゴミ処理費が安くなる、単純明快に計算ができます。

1kg/月のごみ減量で2000万円

市民1人が1kg/月の可燃ごみを減量できたと仮定します。(年間で12kg)

北名古屋市の人口86167人(2021/05/01現在)ですから

86,167×12kg=1,034,004kg

北名古屋市のゴミ処理委託費が1kgあたり20円ですから

1,034,004kg×20円=20,680,080円

1年間で約2068万円の費用を節約できる計算になります。まさに塵も積もれば山となるわけです。とはいえ絵に描いた餅じゃいけませんから、次回は実現可能かどうか考えて行きましょう