昨日投稿したこちらの記事での試算目標は月1kgの減量でした。このゴミ減量が実現可能か不可能か、それは努力でどうにかなる範囲だと思います。一般廃棄物処理基本計画にごみ減量についてのポイントが書かれていますので、そちらから引用しながら検討したいと思います。

家庭系可燃ごみの食品ロス削減

冷蔵庫に入れているうちに賞味期限が切れてしまった。料理を作りすぎて食べきれず残してしまった。買ってきたお野菜がしばらくしたら痛んでしまった。勿体ないと思いつつ、ゴミ箱へ…。

よくある話しですが、これを減らせるだけでもゴミの重量は随分と違ってきます。

食品は水分を多く含んでいるので結構な重さがあります。たとえばお茶碗1杯のお米は150gにもなります。卵1個は60g〜75gほど。1kgの減量を日割りすると33gですから、こんな目標なんて軽く超えてきます。

ゴミ減量には「食べ切るぶんだけ買う」「作りすぎて食べ残したりしない」ことが最も効果的です。何より家計にも優しい、家庭と市のWin-Winのごみ減量対策です。

生ごみ堆肥化の推進

多くの自治体では生ごみを堆肥(肥料)として活用することを推奨しています。

食材は余すとこなく使い切れれば良いのですが、果物の皮、野菜の芯など食べられない部分もあります。そんなときは堆肥化することで生ごみを肥料として使うことも考えられます。

堆肥化には一般的に生ごみ処理機、コンポストと呼ばれるものを利用します。北名古屋市でも購入に補助金がついています。

補助対象者

市内在住で市内に「電動生ごみ処理機」または「生ごみ処理容器」を設置される方

補助金額

電動生ごみ処理機. 購入金額の1/2 上限10,000円

生ごみ処理容器 上限2,000円

北名古屋市 生ごみ処理機等購入費補助金

広いお家にお住まいの方であればお庭の片隅で家庭菜園などに使っていただきたいと思いますが、マンション・アパート暮らしでは堆肥の活用をするのはなかなか難しいとも思います。

そこでもうひとつ、電動で生ごみを乾燥させてしまう生ゴミ減量乾燥機というものがあります。こちらでしたらゴミが減量できるだけでなく、捨てに行くまでの悪臭や汁漏れを防ぐことが容易になるようです。(使ったことがないので「なるようです」としました。お持ちの方はぜひ感想お聞かせください。)